デリカD:5センターコンソール徹底比較!後付け・自作の評判と選び方
唯一無二のオールラウンダーミニバンとして絶大な支持を集める三菱デリカD:5。悪路走破性とミニバンの利便性を兼ね備えた名車ですが、オーナーの間で長年熱い議論が交わされているのが「センターコンソール問題」です。運転席と助手席の間にあるオープンスペースは、前後席を移動できるウォークスルーの自由度をもたらす一方、「小物の置き場に困る」「アームレストの幅が狭い」「スマホの急速充電やドリンクの配置に不満がある」といった収納力不足の声も少なくありません。
現在市販されているパーツは、質感の高い専用設計の社外品から実用重視の純正品、さらにはキャンパーたちによるハイレベルな自作DIYまで多岐にわたります。前期・後期のフロア形状の違いや、ウォークスルー機能を犠牲にしてまで導入すべきかどうかの見極めなど、購入・製作前に押さえるべき重要ポイントを徹底取材しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:センターコンソール後付けの成否は「車内移動(ウォークスルー)頻度」と「日常の収納・肘置き需要」の優先順位で決まる。
- 要点2:2019年以降の新型(後期型)と前期型ではフロア形状や電動パーキングブレーキの有無が異なり、パーツ適合に厳格な注意が必要。
- 要点3:市販おすすめ品はUSB急速充電や専用トレイが充実しており、自作派はMDF材や難燃レザーを用いた車中泊特化カスタムが主流。
【徹底検証】デリカD:5のセンターコンソールは後付けすべき?収納と動線のトレードオフ
デリカD:5の標準レイアウト最大の特徴は、フロントシート間がオープンになっているウォークスルー構造です。雨天時に車外へ出ることなく後部座席のチャイルドシートへアクセスしたり、車中泊時に荷室側へ移動したりできる利便性は、他の本格SUVにはない強みといえます。
しかし、日常のドライブにおいてこの空間は「中途半端なデッドスペース」になりがちです。床面に置いたカバンが急ブレーキで前方に滑り落ちたり、純正のドリンクホルダーがナビ画面の操作やエアコンルーバーの風を妨げたりと、使い勝手にストレスを感じるドライバーが少なくありません。
そこで浮上するのがデリカD5センターコンソール後付けという選択肢です。大容量ボックスを配置することで、ボックスティッシュやウェットティッシュ、サングラス、車検証などをスマートに格納可能になります。さらに、幅広のアームレストが手に入るため、長距離ドライブでの疲労軽減効果は絶大です。結論として、後部座席への頻繁なウォークスルーを日常的に行わないのであれば、センターコンソールボックスの導入は車内の快適性を劇的に向上させるカスタムといえます。

【前期・後期の違い】新型デリカD:5と旧型で異なるコンソール形状と適合の罠
センターコンソールを選ぶ際、最も警戒すべきがデリカD5センターコンソール前期後期違いです。デリカD:5は2019年2月のビッグマイナーチェンジを境に、インテリアの設計思想が根本から刷新されました。
前期型(2007年〜2019年1月)は、無骨なインパネ形状と機械式サイドブレーキレバー、または足踏み式パーキングブレーキを採用しており、床面のクリアランスが比較的広く確保されていました。一方でデリカD5センターコンソール新型(後期型・クリーンディーゼル車)は、上質な水平基調インパネに刷新され、電子制御パーキングブレーキスイッチやシフトセレクター周辺がせり出すデザインへと変更されています。
この変更に伴い、フロア形状の凹凸やエアコンダクトの位置関係が異なるため、前期専用に設計された社外コンソールを後期型に載せようとすると、シフトパネル下部に干渉したりグラつきが発生したりします。デリカD5センターコンソール純正オプションのフロアコンソールボックスも前期用と後期用で品番・固定ステーの形状が完全に分かれているため、中古パーツを購入する際や汎用モデルを選ぶ際は、必ず自車の年式・型式(CV1W/CV2W/CV4W/CV5W)との適合確認を徹底してください。
【2026年最新デリカD5コンソール比較】純正・社外品・自作の費用と性能を徹底解剖
現在選べる主要な選択肢を、純正フロアコンソール、専用設計の社外品(巧工房やクラフトマン等)、フロントテーブル型、自作DIYの4カテゴリーに分類し、コストと実用性を比較検証しました。
| タイプ・分類 | 実勢価格帯・費用 | 収納力と給電機能 | 編集部の見解・おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 三菱純正フロアコンソール | 約38,000円〜55,000円 | 中容量(小物+カップホルダー)/ 給電は別系統 | 内装とのフィッティングは完璧。ただし価格に対して収納容量はやや控えめ。 |
| 専用設計社外コンソールボックス | 約18,000円〜42,000円 | 特大容量 / USB-A/Type-C・LED照明搭載多数 | デリカD5センターコンソールおすすめ筆頭。実用性とコスパのバランスが最優秀。 |
| センターフロントテーブル型 | 約12,000円〜25,000円 | 小容量(ドリンク・スマホ置き)/ 足元空間は維持 | デリカD5センターコンソールテーブルは足元空間を残しつつ置台を拡張したい人に最適。 |
| 木工・DIY自作コンソール | 約4,000円〜15,000円(材料費) | 自由設計(ポータブル電源収納や引き出し追加可能) | 車中泊派・キャンプ派の内装カスタム実例で大人気。工作技術と固定の安全対策が必須。 |

【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
ネット上のオーナーコミュニティやSNS、レビューサイト等でデリカD5センターコンソールボックス評判をリサーチすると、満足度の高さとともにリアルな不満点や現場ならではの気づきが見えてきます。
肯定的な意見としては、「高速道路でのクルージング時に左腕をどっしり置けるようになり、肩こりが軽減された」「スマホを2台同時に急速充電しながら手元に置けるため、助手席とのコードの取り回しトラブルが解消した」といった実用面への高評価が目立ちます。特に新型デリカD:5の重厚なコックピットに合わせたブラックレザー調+木目パネル仕様は、純正以上の高級感を演出できると好評です。
一方で、導入後に思わぬ誤算を口にするオーナーも存在します。 「大型コンソールを置いたことで、2列目シートのスライド座面を最前部まで出した際にコンソール後端と干渉した」 「ペットボトルを立てると肘置きを開閉する際に引っかかる」 「深底タイプの収納ボックスは底の物が取り出しにくく、結局百均の間仕切りトレイを重ねて使っている」 といった声です。購入前に、ご自身が乗車時に持ち込むドリンクの容器サイズや、シートアレンジの頻度を具体的に想定しておくことが失敗を防ぐ鍵となります。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|「自作DIY」と「USB電源増設」の注意点
近年、キャンプブームやバンライフ人気の高まりを受け、デリカD5センターコンソール自作に挑戦するユーザーが急増しています。木製のアカシア集成材やMDFボードをカットし、車載用ポータブル電源をすっぽり収められる設計や、引き出し式スライドレールを組み込むなど、市販品にはない独自性の高いカスタムが脚光を浴びています。
しかし、DIYや社外品の設置には見落としがちな重大な盲点が存在します。
第一に車検と保安基準(難燃性・突起物規制)の問題です。道路運送車両の保安基準において、座席周辺の内装材料には難燃性が求められます。自作コンソールの表面に貼るレザーやファブリックが難燃証明のない素材である場合や、角が鋭利な金属パーツが露出していると、車検官の判断によって車検不適合となるリスクがあります。また、万が一の衝突時にコンソールボックス自体が凶器となって車内を飛散しないよう、フロアアンカーや純正ボルト穴を活用した強固な固定が不可欠です。
第二にデリカD5センターコンソールUSB電源の配線処理です。シガーソケットから電源を引っ張るだけの簡易接続では、配線が足元に露出してペダル操作の邪魔になる危険があります。美しく安全に仕上げるには、ヒューズボックスやシガーソケット裏からカプラーオンの分岐ハーネスを用いてアクセサリー電源(ACC)を取り出し、フロアカーペット下を這わせる裏取り配線が推奨されます。

【取り付け実例と手順】初心者でも迷わないデリカD:5センターコンソール取り付け方法
デリカD5センターコンソール取り付け方法は、製品のタイプによって作業の難易度が大きく分かれます。
置き型タイプの社外コンソールであれば、フロアカーペットの形状に合わせて位置を決め、底面に付属する強力マジックテープで固定するだけなので、作業時間は約10分〜15分で完了します。コツは、前席シートを一番後ろまで下げた状態でコンソールを仮置きし、シートベルトバックルやアームレストの上下動と干渉しないクリアランスを確認してから圧着することです。
一方、純正フロアコンソールや本格的な固定ステーを用いるタイプは、以下の手順で進めます。
- 養生と準備:シフトパネル周辺およびセンターコンソールが触れるシート側面にマスキングテープを貼り、キズを防止します。
- パネル・カーペットの確認:純正のサービスホールやボルト固定位置を確認します(後期型の場合、センターロアパネルの一部クリップを取り外す場合があります)。
- 電源ハーネスの接続:USB給電機能付きの場合は、コンソールを完全に固定する前にインパネ裏からACC電源とアース線を結線し、通電テストを行います。
- ブラケットの固定と本体装着:専用ブラケットを車両フロアのネジ穴にボルト留めし、その上に本体を噛み合わせてガタつきがないことを確認して締め付けます。
専門的な特殊工具は必要なく、プラスドライバー、内張りはがし、10mmソケットレンチがあればDIY初心者でも1時間程度で装着可能です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
車内空間の設計は、乗員のライフスタイルや家族構成と密接に結びついています。単に「便利そうだから」と導入するのではなく、以下の基準でご自身の用途を照らし合わせてみてください。
【後付けコンソールを導入すべき人】
- 高速道路やバイパスを使った中長距離ドライブの頻度が高い(疲労軽減重視)
- スマホ、鍵、サングラス、ウェットティッシュなど手元に置きたい荷物が多い
- 同乗者や後席の子どもにスマホやゲーム機を急速充電させたい
- 運転席と助手席の独立したコックピット感を好む
【後付けコンソールを避ける、または慎重になるべき人】
- 乳幼児がおり、停車時や悪天候時に車外に出ず後部座席へ移動することが多い
- 大型の愛犬を乗せており、フロントとリアの間を自由に行き来させたい
- 車中泊でフロントシートから荷室フラットベッドへ直接ダイブする使い方をしている
- 助手席足元に長尺物や大型のクーラーボックスを頻繁に積載する
【デリカ d5 センター コンソール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:新型(後期型)の純正コンソールは前期型デリカD:5に流用できますか?
A1:ポン付けでの流用はできません。後期型はインパネ下部のせり出し形状や電子パーキングブレーキ周りのフロア形状が異なるため、前期型に装着するにはステーの加工やフロアカーペットの切削など大幅な改造が必要になります。前期型には前期対応品を選ぶのが安全です。
Q2:置くだけの社外コンソールは急ブレーキやコーナリングで倒れませんか?
A2:底面に強力なベルクロ(マジックテープ)が配置されている車種専用品であれば、デリカ特有の起毛フロアカーペットにしっかり食い付くため、通常の走行でズレる心配はほとんどありません。ただし、より安全性を高めるには、隙間に専用のウレタンクッションを挟むか、純正ボルト穴を利用したステー固定を推奨します。
Q3:自作する場合、最も加工しやすく車内に馴染むおすすめ素材は何ですか?
A3:厚さ12mm〜15mmのMDF材またはアカシア集成材が最適です。加工性が高く、カット後にブラックの難燃性合皮レザー(シンコール製など)をスプレー糊とタッカーで巻き込むことで、純正シートに匹敵する高級感ある仕上がりになります。
Q4:純正の標準アームレストが付いたままでも社外コンソールは設置できますか?
A4:ほとんどの専用設計品は、運転席・助手席の標準細型アームレストを跳ね上げた状態(格納状態)でぴったり収まる高さに設計されています。コンソール天面が幅広の大型アームレストを兼ねているため、純正アームレストを使わずにコンソール側に肘を置くスタイルが基本となります。
まとめ:愛車の使い方に合わせた最適なセンターコンソール選びを
デリカD:5のセンターコンソールは、単なる収納ボックスの追加にとどまらず、運転席の居住性とロングドライブ時の疲労度を大きく左右する重要なカスタムパーツです。
純正の広々としたウォークスルー空間を活かすか、大容量収納とUSB給電・上質なアームレストを手に入れてコックピットの完成度を高めるかは、愛車との付き合い方次第です。前期・後期の適合を正しく把握し、ご自身のドライブスタイルに最も適したコンソールを手に入れて、より快適でタフなデリカライフを楽しんでください。 (出典: デリカ d5 センター コンソール(Yahoo!ニュース))