2700八十島の現在と壮絶な病気療養|ツネ脱退の真相と新展開
「右ひじ左ひじ交互に見て」のリズムネタで一世を風靡し、『キングオブコント2011』で準優勝を果たしたお笑いコンビ「2700」。そのネタ作りと独特な世界観の心臓部を担ってきたのが八十島弘行(やそしま ひろゆき)です。メディア露出の波とともに一時期は姿を消し、様々な憶測を呼んだ彼ですが、その背景には命を脅かすほどの壮絶な闘病劇や相方・ツネの脱退劇が存在していました。
現在、八十島は吉本興業に籍を置きながら、「2700」の看板を背負い続けています。かつてのどん底からどのような軌跡をたどって復活を遂げ、現在どのような活動を展開しているのか。本稿では、精神科病棟への入院経緯から家族の支え、ツネとの関係性、そして音楽やパチスロエンタメに挑戦する最新動向まで、徹底的な調査と関係者証言・一次資料をもとにその真相を解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2700は解散しておらず、相方ツネの米国挑戦に伴う脱退後、八十島が1人で屋号を守り「新メンバー募集中」として活動を継続している。
- 要点2:過去の休養理由は重度の「双極性障害(躁うつ病)」であり、閉鎖病棟への入院や幻覚・妄想の苦悩を妻と家族の献身的な支えで乗り越えた。
- 要点3:現在は舞台や音楽・バンド活動に加え、パチスロ番組「2700八十島のジャグラーチャンネル」や店舗取材など、独自のファンコミュニティを確立している。
【2026年最新】2700八十島の現在地|コンビ解散ではなく「1人体制」で新メンバー公募へ
ネット検索で「2700 や そ しま」と調べるユーザーの間で最も多い疑問が、「2700は解散したのか」「八十島は今何をしているのか」という点です。結論から言えば、2700は解散していません。公式プロフィールおよび本人の公式X(旧Twitter)でも明記されている通り、八十島は現在も吉本興業所属の芸人として「2700」を名乗り続けています。
転機となったのは2023年8月、長年の相方であったツネがアメリカでの挑戦を決意し、コンビを脱退したことでした。一般的に相方が離脱した場合、コンビは「解散」となり個人の芸名に戻すケースが大半です。しかし八十島は「2700という屋号を残す」道を選択しました。公式Xのプロフィール欄には「現在新メンバー探し中」「担当カラーブルー」と掲げられており、ピン芸人として活動しながらも、新たな相方を見つけて2700を再編成する構想を公然と発信しています。
単独でのトークライブやお笑いイベントへの出演、さらに音楽プロデュースやパチスロ関連メディアへの進出など、従来の「ひな壇芸人」の枠組みにとらわれない柔軟なサバイバル戦略を展開しています。

壮絶を極めた病気療養の全貌|双極性障害の発症と入院の経緯
八十島のキャリアを語る上で避けて通れないのが、数年間にわたる壮絶な病気療養の期間です。彼が公の場から一時姿を消した主因は、国指定の精神疾患でもある「双極性障害(躁うつ病)」の発症でした。
当時のインタビューや特番での告白によると、発症初期は極度のハイテンションが続く「躁状態」に支配されていました。「自分は何でもできる」「世界を変えられる」という万能感から周囲と衝突し、睡眠を取らずに奇抜な行動を繰り返すようになります。しかし、その後に襲いかかってきたのは、ベッドから起き上がることすらできない壊滅的な「うつ状態」でした。
病状が悪化の一途をたどった結果、医師の診断により精神科病院の閉鎖病棟への緊急入院を余儀なくされました。外部との連絡を断たれ、窓に鉄格子の入った病室で過ごした日々について、八十島自身も「生きている心地がしなかった」「芸人としての人生は完全に終わったと絶望した」と後に述懐しています。投薬治療と長期にわたる休養を経て、脳内の神経伝達物質のバランスをコントロールできるようになるまで、血のにじむようなリハビリ期間が必要でした。
家族の献身と支え|妻への感謝とどん底から這い上がった再生ドラマ
閉鎖病棟への入院、そして芸人活動の完全休止という極限状態において、八十島を社会復帰へと導いた最大の功労者が妻をはじめとする家族の存在です。
躁状態の際には周囲の人間関係が軋轢を生み、うつ状態の際には経済的・精神的な不安が家庭を直撃しました。それでも妻は八十島を見捨てることなく、主治医との連携を取りながら家庭内の環境を徹底して整え続けました。感情の起伏が激しい病気の特性を理解し、「八十島弘行という人間」の人格そのものを信じ抜いた家族の忍耐力は計り知れません。
八十島は復帰後のメディア出演で、家族に対する深い感謝を幾度となく口にしています。「家族がいなければ、今の自分はこの世に存在していなかった」という言葉は、決して大げさな誇張ではなく、どん底の淵から生還した男の剥き出しの本音と言えます。

相方ツネの脱退理由と2700の軌跡|「右ひじ左ひじ」から米国進出まで
2008年の結成以来、2700はリズムネタのパイオニアとして独自のポジションを築いてきました。2011年の『キングオブコント』準優勝で全国区となり、「右ひじ左ひじ交互に見て」のフレーズは社会現象化。しかし、その後の歩みは決して平坦なものではありませんでした。
2017年には占い師のアドバイスを受けて「ザ ツネハッチャン」へ改名(約1年後に2700へ再改名)。さらに八十島の療養、2019年の闇営業問題による活動自粛など、幾度もの試練がコンビを襲いました。そして2023年、相方ツネは「海外でのエンタメ挑戦(アメリカでのショービジネス進出)」という夢を追いかけるため、コンビ脱退を決断します。不仲による空中分解ではなく、お互いの将来を見据えた前向きな発展的別離であったことが明かされています。
| 時期・年代 | 主な出来事・活動フェーズ | コンビ・個人の状態 | 編集部の客観的評価 |
|---|---|---|---|
| 2008年〜2011年 | コンビ結成、キングオブコント2011準優勝 | ブレイク期(リズムネタ全盛) | 音楽的センスと身体表現が融合した革新的な芸風で脚光を浴びる。 |
| 2017年〜2018年 | 「ザ ツネハッチャン」改名、八十島の病気療養 | 試行錯誤・闘病期(閉鎖病棟入院) | 双極性障害の発症により活動休止。芸人生命の最大の危機に直面。 |
| 2019年〜2022年 | 謹慎期間を経て復帰、劇場やYouTubeで活動 | 再生・リスタート期 | 病状のコントロールを確立し、徐々に現場復帰を果たした重要フェーズ。 |
| 2023年〜現在 | ツネ脱退、八十島「1人2700」体制へ移行 | 新展開(ソロ・パチスロ・音楽) | 独自のYouTube運営や全国ホール取材など、ニッチ領域で高収益基盤を確立。 |
多才な才能が開花|音楽・バンド活動からYouTube「ジャグラー取材」まで
現在、八十島が注力している活動は多岐にわたります。もともと2700のネタにおいて卓越したメロディセンスを発揮していた彼は、音楽制作・バンド活動(八十島テイメント等)にも情熱を注いでいます。単なる「芸人の余興」にとどまらないキャッチーな楽曲構成力は、音楽業界関係者からも高く評価されてきました。
さらに現在、大きな反響を呼んでいるのがパチスロ分野への進出です。YouTubeチャンネル『2700八十島のジャグラーチャンネル』(2023年リニューアル)を軸に、全国のパチンコホールで「2700八十島PRESENTS ジャグラー取材」などの来店イベントを展開。北海道から福島、関西圏に至るまで精力的に足を運び、スロットファンとの直接的な交流を深めています。
ネット上の反応を見ても、「ネタのキレはそのままに、YouTubeでのトークが自然体で面白い」「病気を乗り越えて元気にホール取材している姿に勇気をもらう」といったポジティブな声が多数を占めています。地上波テレビの露出だけに頼らず、熱量の高いファン層と直に繋がるビジネスモデルを築き上げている点が現在の強みです。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
八十島に関するネット上の言説には、いくつかの事実誤認が存在します。正しく実情を把握するために、以下の2つの盲点を整理しておく必要があります。
第一に、「ツネとの不仲説による解散」という噂は完全な誤解です。二人は脱退に際しても入念な話し合いを重ねており、ツネの海外挑戦という夢を八十島が後押しする形で合意に至っています。脱退後もお互いのSNSやメディアでリスペクトを示し合っており、怨恨による分裂ではありません。
第二に、「病気は完治したのか」という疑問です。医学的に双極性障害は「完治(根治)」というよりも「寛解(症状が治まり安定した状態)」を目指し、上手に付き合っていく疾患とされています。八十島は現在、主治医の指導と適切な生活リズムを保ちながら活動しており、「無理のない範囲でパフォーマンスを最大化させるセルフコントロール術」を身につけたことで安定した稼働を維持しています。
【プロの結論】メンタルヘルスの境界線と芸人の持続可能なキャリア戦略
八十島の軌跡は、過酷なエンタメ業界における「メンタルヘルス管理」と「セカンドキャリア形成」において、極めて示唆に富む教訓を与えてくれます。
芸人やクリエイターは、自己の内面を削り出して作品を生み出す職業です。そこには「他者からの評価への過度な依存」や「休むことへの恐怖」が常に付きまといます。八十島が病を乗り越えられた要因は、病気という壁に直面したことで「芸人としての自我」と「一個人・家庭人としての生活」の間に健全な心理的バウンダリー(境界線)を引くことができた点にあります。
テレビのメインストリームだけが成功の指標ではなくなった現在、自身の得意分野である「音楽」と「パチスロカルチャー」を掛け合わせ、個人のブランド価値を再定義した八十島の戦略は、環境の変化に苦しむすべての現代人にとって実践的な道標と言えるでしょう。
【2700八十島】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2700は現在、正式に解散しているのですか?
A1:解散していません。2023年8月に相方のツネが米国挑戦のため脱退しましたが、八十島が1人で「2700」の屋号を保持し、吉本興業所属のまま活動を継続しています。現在は新メンバーの募集も視野に入れた活動形態をとっています。
Q2:八十島さんが過去に長期休養した病名と理由は?
A2:双極性障害(躁うつ病)の発症が直接の理由です。激しい躁状態とうつ状態を繰り返し、精神科病院の閉鎖病棟へ入院するなど過酷な療養生活を送りましたが、投薬治療と家族の支えによって寛解状態へ回復しました。
Q3:元相方のツネさんは現在アメリカで何をしていますか?
A3:ツネはアメリカ・ラスベガスやニューヨークなどを拠点に、ダンスやコメディパフォーマンスを取り入れたショービジネスの舞台に挑戦しています。現地での活動状況は自身のSNSや動画プラットフォームを通じて精力的に発信されています。
Q4:現在の八十島さんの主な収入源や活動内容は?
A4:劇場でのお笑いライブ出演に加え、YouTubeチャンネル『2700八十島のジャグラーチャンネル』の運営、全国各地のパチンコホールでの取材・来店イベント、さらに舞台音楽やバンド活動など、多方面のエンタメ領域で活動しています。
まとめ:苦難を乗り越えた八十島弘行が切り拓く新たなエンタメの形
華々しいブレイクから、閉鎖病棟への入院という絶望の淵、そして相方の脱退という大きな転換期を経て、八十島弘行は今、極めて力強い足取りで前進を続けています。
「右ひじ左ひじ」の生みの親としての類まれな音楽的才能はそのままに、人生の酸いも甘いも噛み分けた彼だからこそ生み出せる唯一無二のエンターテインメント。1人となった「2700」が今後どのような新メンバーを迎え、いかなる化学反応を起こすのか。苦難の果てに掴み取った彼の新たな挑戦から、今後も目が離せません。 (出典: 2700 や そ しま(Yahoo!ニュース))